赤坂真理『モテたい理由 男の受難・女の業』講談社現代新書

 男と女と消費社会と。モテたいというタイトルではあるが、最早モテではない消費を取り扱った話であろう。更にその背景に、無意識に前提としている敗戦とアメリカへの言及はおもしろい。
 キーワードは消費・戦争か。