「ZOO 1」乙一

はまるだろうなぁと思って、あにはからんや。コンセプトか重要。
最後のZOOは表題の割にいまいち。記憶の続かないメメントややせこけた眠れない話マシニストみたいで、あるような感じ。
カザリとヨーコが導入で、7ルームなんかはやられた感じがした。とはいえ前者は大塚英二のサイコの一子二子を彷彿。後者はよくできていたように思う。これが読み応えとしては、個人的に1番。陽の〜も、残念ながらどこかで見てようになってしまう…
コンセプト勝負はなかなか大変だ。むしろ推理小説みたいに、論理性をあてたほうが逃げられるのかも。うまくいかなくても、ある程度の質は保てそうだ。