swimming pool

 フランソワ・オゾン監督。
 リュビディール・サウ゛ィエ主演?

 結局謎は解けないまま。

 しかしこの監督は洋服への造形が深いのか。この話でも登場人物の性格が服で表されているかのよう。特に主人公の服装の変化とか。

 『8人の女たち』も結構好き。『まぼろし』も見るか。オゾン監督の作風は映画によって違うなぁ。

 以下謎についての戯言(ネタばれ有り)
 途中までは何が謎だ?的作風ですが、最後の数十分であれ?という展開になります。考えられるのとしては、大きく2パターンあるかとおもいますが、どれも不十分であることも否めません。
(1)別荘から先は殆ど主人公の小説の話だった。
 つまりジュリーは創作の人物ということ。
 1・1 主人公は別荘に行った
     →娘と会った
 ならば、手を振るシーンの入れ替わりが説明できる。しかし本当にあそこまで仲がよいのなら、出版社で会ったときに声を交わしてもよいだろう。
 1・2 主人公は別荘に行ってない
     →娘と会わない
 入れ替わりシーンの説明ができない。
(2)ジュリーは実在。編集者の異母娘である。
 2・1 事件は本当だった
 とすると多少ズレがあるかも。少なくとも入れ替わりは話せない。
 2・2 事件は起こってない
 やはり入れ替わりが…

 他にはジュリーは幽霊だとか、どこからが創作だとかいろいろありますが、とりあえず私は1・1派。とはいえ、それでもちょっと不十分か。